「御縁を得た者同士がそれぞれに智慧を出しあい、やすらぎや落ち着きを見出す“何か”を生み出すニュートラルな場所として環境を整える」という安養寺住職・藤村康信氏の考えのもと、安養寺は「たんたんのうのう会」や【みんなの寺子屋】など、人の輪を広げる催しを折に触れ開催してまいりました。2024年2月には、安養寺節分祭にて、『振り袖講談・続怪人二十面相伝~笑い観音~』を上演いたしました。
本公演では、【みんなの寺子屋】の一環として、二胡演奏家・陳曼麗さん、マリンバ演奏家・谷口理恵さんをお迎えし、2021年に伊丹・大阪・名古屋で上演し、好評いただいた『怪人二十面相伝』を豪華バージョンで再演いたします。
ここでしかご覧いただけない一期一会の『怪人二十面相伝』をぜひお楽しみください。
日時2024年10月25日(金)18:00
※受付開始・開場は30分前から
※上演時間約2時間
会場安養寺 本堂
京都府京丹後市久美浜町安養寺125
料金シャンティ基金へのご寄付
予約https://www.quartet-online.net/ticket/an20
お問い合わせ安養寺
出演振り袖講談:振り袖かを里(船戸香里)
二胡:陳曼麗
マリンバ:谷口理恵
スタッフ脚本:北村想
潤色・演出:高橋恵
チラシ製作・当日協力:飯村登史佳
主催:安養寺
製作協力:振り袖講談
● 作品のあらすじ…..
父が自殺し母も行方不明となった平吉は、サーカス団に入門し、サーカスの天才・武井丈吉と出会う。
芸の師匠でもある丈吉を父のように慕う平吉だったが、突然、丈吉はサーカス団から姿を消してしまった。
「世間をあっといわせる泥棒になる」という言葉を平吉に残して。
明智小五郎や小林少年との華やかな対決、二代目二十面相の誕生など、乱歩のオリジナルでは決して味わうことができなかったおとなの冒険奇談。


● 安養寺について…..
寺の創建は約890 年前の平安末期。江戸時代に入り禅寺になり(江戸以前は真言宗)、現在は宗派を名乗らない独立寺院となる。
十一面観世音菩薩を本尊として地域に開かれた寺づくりを目指し、檀徒の方が中心に行事の運営に当たっている。
老若男女すべての人が集える場所であることを活動のテーマにしており、【みんなの寺子屋】はその代表的な取組。
様々な団体に場所を提供しており、音楽コンサート、人形劇、蝋燭能などの上演を定期的に実施している。


● シャンティ基金について…..
この公演は、シャンティ基金を賜り開催いたします。
シャンティ基金とは、安養寺が地域に開かれたお寺づくりをコンセプトに、永代供養でお供えいただいた浄財を原資にしている基金です。
ご来場いただく皆さまには、「シャンティ基金」としまして観覧料の代わりに浄財を頂戴いたします。
この公演を通じて、ご参加いただいた皆さまにも、良き御縁があります様に努めさせていただきます。


● たんたんのうのう会のご案内…..
本公演の翌日である10月26日(土)には『たんたんのうのう会』主催の安養寺蝋燭能を上演いたします。
稀に見る「能舞台の和蝋燭囲み」舞台は、ひときわ幻想的な雰囲気を醸し出しており、毎年ご好評いただいている催しです。振り袖講談も、能舞台の上に演台をしつらえて上演いたします。振り袖講談と合わせて、翌日の『たんたんのうのう会』もぜひご覧ください。