劇作家・北村想のプロデュースによる船戸香里の一人芝居の第7弾。
振り袖着付けた女優「振り袖かを里」が講談形式の一人芝居を上演致します。
今回は北村想の小説『怪人二十面相・伝・外伝 マスクTHE・忍法帳』。2008年に一人芝居として上演された演目をお披露目致します。
また、振り袖講談の立ち上げ時、御縁あってご指導くださいました講談師・五代目旭堂小南陵さんを特別ゲストにお迎え致しました。近年、ふたたび盛り上がりを見せている講談は、出来事を目の前で見ているような臨場感を与え、己が物語の世界にいるような没入感へと変わっていくのが魅力の伝統話芸です。この機会に多くの方に鑑賞していただきたく、15歳以下のお子様には無料で鑑賞いただけるように致しました。伝統話芸の講談と、独りモノ語り芝居の振り袖講談との聞き比べをお愉しみいただけましたら幸いです。
日時2025年6月1日(日)13:00 / 17:00
*受付開始・開場は開演の30分前です。
会場イーグレひめじ アートホール
*兵庫県姫路市本町68番290
*JR姫路駅から姫路城(北)へ約600m(大手前公園南隣接ビル)
料金2,500円
*15歳以下のお子様は無料
 但し、未就学児の鑑賞は保護者の同伴が必要です。
予約https://www.quartet-online.net/ticket/mask25
上演演目《振り袖講談》
 『怪人二十面相・伝・外伝 マスクTHE忍法帳』
《講談》
 『秀吉と易者』(13:00公演)
 『武蔵と姫路の長壁明神』(17:00公演)
原作北村想(怪人二十面相・伝 ・外伝 マスクTHE忍法帳)
構成演出高橋恵(虚空旅団)
出演振り袖かを里(船戸香里)
特別ゲスト:旭堂小南陵
制作協力飯村登史佳
協力此花千鳥亭 / 虚空旅団 / 姫路労音
後援姫路市
『怪人二十面相・伝・外伝 マスクTHE・忍法帳』~あらすじ
父が自殺し母も行方不明となった平吉は、サーカス団に入門し、サーカスの天才・初代の怪人二十面相「武井丈吉」と出会う。芸の師匠でもある丈吉を慕う平吉だったが、突然、「世間をあっといわせる泥棒になる」という言葉を残し、丈吉は姿を消す。その後、二代目二十面相となった平吉のところへ謎の美女から難解な依頼が舞い込んでくる。彼女の父親の形見である「秘宝」を取り戻すことになった平吉は、戦後に結成された猟奇的なスパイ組織に単身乗り込むが…。
明智小五郎との対決が表の姿であれば、この度の二十面相は裏の仕事の任務を担う。次々と刺客がやってくる中、果たして無事に秘宝は取り戻せるのか? 江戸川乱歩の作品に登場する「怪人二十面相」を人情味豊かにオリジナルストーリーに仕立てた劇作家・北村想の『怪人二十面相・伝』スピンオフ作品。冒険奇譚をどうぞご期待ください。